
一般的なホワイトニングは、歯の表面にでこぼこを作り、そこにあたる光が乱反射することで白く見せます。
しかしでこぼこに汚れがつきやすくなるために、色の後戻りもしやすくまたざらついた部分がむき出しになるため、酸などの影響を受けやすく虫歯になるリスクが高くなります。
かとうまみ歯科で導入した、ポリリン酸3Dシステムとは、分割ポリリン酸という成分を使ったホワイトニングの施術方法です。
ポリリン酸はあらゆる生物の体内に元々ある成分のため、その安全性も評価されています。
そのポリリン酸を使って歯の汚れ(ステイン)をおとし、コーティングするので表面がなめらかになり、汚れが再付着しにくくなります。
従来のホワイトニングは、髪の脱色と一緒でバサバサになってしまいました。つまり軽石のような状態です。
そのため終わった直後にコーヒーなどの着色しやすいものを食べたり飲んだりすると、ホワイトニング施術前より、かえって汚れが付着しやすくなります。
それは、ホワイトニングによって抜けた水分の90%が24時間で戻るため、その時にコーヒー・紅茶・タバコ・ケチャップなどが付着してしまうからです。
今回のポリリン酸3Dシステムは、水分を抜くのと同時にその部分にポリリン酸を入れてしまうので、施術の直後からコーヒー等を飲んでも、付着しにくくなりました。
さらに隙間に入ったリン酸と唾液中のカルシウムがくっついて、リン酸カルシウムCa3(PO4)2になります。これは歯の成分です。
つまり歯が白くなるだけでなく、再石灰化を起こして歯も丈夫になり、結果的に虫歯や歯槽膿漏にもなりにくくなるという、非常に優れたホワイトニングなのです。